Readingをできるようにさせたい!

ここのところ、Readingにはまっています!

 

その発端は、テストの時でした。教科書やワークで一度解かせたものを、新しい作問はするにしても、同じ英文で読ませることに何の意味があるのだろう、と甚だ疑問に感じました。現勤務校は定期テストを同じ問題で他の中学校とも行うので、なかなか独自のものも作れず、かといって初見の問題を出しても生徒ができないのが目に見えています。次第に、例え初見の英文でもしっかり読むことができる生徒を育成しなければ!という課題が明らかになってきました。

 

以前から感じていたReadingの課題は、英文を「何を持って理解した」とすればいいのだろうか、ということでした。文構造がわかればいい?日本語訳ができればいい?いやいや、そのレベルではなぁ・・・と悩んできました。そこで、いずれにしても中学生が読む英文の日本語訳がわかり、その先にある深い思考にたどり着かせる実践指導を明らかにしていきたいと思っています。そのモヤモヤを解消するべく、文献調査をここのところ取り組んできました。

 

 

MAKING COMMUNICATIVE LANGUAGE TEACHING HAPPEN (The Mcgraw-Hill Foreign Language Professional Series)

MAKING COMMUNICATIVE LANGUAGE TEACHING HAPPEN (The Mcgraw-Hill Foreign Language Professional Series)

 

 

 

Reading and Language Learning (Best of Language Learning Series)

Reading and Language Learning (Best of Language Learning Series)

 

 

これらの2冊、本当に学びが多いです。刺激をバンバン受けます。

また、T大学の大学院生として最先端のReading研究をしている○○さんの研究成果をいくつかふり返らせて頂きました。これがまた非常に興味深くて、面白さ満点でした。自分の実践、またこれからの展望を描くことができています。

 

Readingってどれかと言えば見た目に地味な感じを受けますが、認知プロセスとしてはかなり高度な作業をしていかないといけないことが明らかになってきましたし、Reading自体active, positiveな活動であるということを認識しました。自分自身、心理学分野は実践の中で不可欠だしさらに深く学ばないといけないと思っています。さらには、SLAや隣接領域(工学・方法学など)の知見を併せながら実践構築していくことに大変知的好奇心を感じます。しかし、中学生というL2 beginnerであり、background knowledgeがあまりない者を対象にしての実践開発はそれ自体も難解なことであること間違いなしだと思いました。しかし、Readingの実践を深める価値は間違いなくあると思います。確かなInputを中学生に与えれば、その先のOutの質の向上が見込めるのではないかと感じているところです。

 

白井先生が仰るように、beginnerとしてはinputを大切にすることが必要であるということを考えたとき、教科書などを通した「確かな」Reading活動の在り方を検討する必要性、重大性があると思います。よし、この先、Reading分野に力を入れて頑張ろうか(笑)