Input Processing

以下VanPatten(2007, 2e) Making Communicative Language Teaching Happenより。

 

原理1:意味(の原理)優位:学習者はインプットにおいて形式よりも意味を優先して処理する。

 1a:内容語優位:学習者はインプットにおいて他の何よりも内容語を優先して処理する。

 1b:語彙優位:学習者は意味情報をエンコードするのに形式情報からよりも語彙情報に依拠する傾向がある。

 1c:冗長性優位:学習者は有意味であり理解が容易な形式を有意味でも理解難度が高い形式よりも優先して処理しがちである。

 1d:意味なしよりも意味あり形式優位:学習者は難易度に関係なく意味情報がない言語形式よりも意味情報を持つ言語形式を優先して処理しがちである。

 1e:学習者に難解な文法形式や意味情報を持たない形式を処理させるため,一文全ての意味を処理させるにしても,適切な処理情報(内容語,語彙,第一主語など??を)を考慮する必要がある。For learners to process either redundant meaningful grammatical forms or nonmeaningful forms, the processing of overall sentential meaning must not drain available processing resources.(解釈難解…)

 1f:文頭優位:学習者は文末や文中にある項目よりも文頭にある項目を優先的に処理する。

 

原理2:第一名詞優位:学習者は文頭に出てくる名詞や代名詞を主語として処理しがちである。

 2a:語彙の意味優位:学習者は文の解釈をする際,語順よりも語彙の意味に焦点を当てがちである。

 2b:学習者は文の解釈をする際,語順よりも次にどんな情報が来そうかに焦点を当てがちである。

 2c:文脈の推測優位:学習者は次に節や文が来そうだと推測する際には,第一名詞優位にはなりにくい。

 

特定の言語形式をどのように指導すればいいのかを検討していくには,生徒がinputにおけるtarget formをprocessしているのかについて勘案することで見えてくるものもあるような気がします。ただ今言われていることがJapanese EFL Leanerに当てはまるのかどうかについては?があるような感じを受けておりますけどね。学習者のCognitiveな面についても非常に気になる今日この頃です。